当院における治療の工夫

一度削ってしまうと二度と戻らない天然歯を大切にするため、当院では以下のような工夫をしております。

• 01

  

  精密な治療のためには精密な診断を

  視診（歯科医師が目で見て判断）だけでなく、部分的なレントゲン撮影（デンタルX線）を行い、虫歯部分の把握を行います。 また、虫歯は歯の内部で大きく広がる特徴があるため、透照診（光を使った診断）も合わせてチェックします。

• 02

  

  「チクッと」させない無痛治療

  必要に応じて麻酔を使用しますが、注射が「痛い」「怖い」というイメージをお持ちの方が多いと思います。 過去の治療で辛い思いをされた方、それ以来怖くて歯科医院から足が遠のいてしまった方にも安心して通っていただけるよう無痛治療を目指しております。

  • 麻酔の前後に、お口の開け閉めを行なっていただき、気づかないうちに注射を行います。
  • 場合によってジェル状の麻酔を塗りこむ、表面麻酔を使用します。
  • 麻酔針の先端針の太さの使い分け 特にお子さんの治療においては、世界最細（35G）の極細針を選択することもあり、痛みを極力軽減していきます。

• 03

  

  最先端顕微鏡・拡大鏡の使用

  全国の歯科医院全体でも導入率が10%程度と言われている歯科用の顕微鏡は、正確に患部を拡大し、虫歯治療でも削りすぎを回避するのに非常に有効です。ネクストビジョンという顕微鏡や拡大鏡を常時使用し、虫歯治療を行います。

  

  ネクストビジョン

  最高倍率80倍の高画質モニターを使用。ひとりひとりのお口の状態を細部まで確認し、高精細な診療を行います。 患者さんに安心して受診していただけるよう、診療方針やケア方法などを丁寧にご説明いたします。

  

  D-CAM2

  影ができにくい・軽量で疲れにくい・細かい光量調節が可能なため、より精密な診察と治療を行います。

• 04

  

  虫歯検知液を用いた虫歯組織の特定・二次虫歯の防止

  

  う蝕検知液という虫歯の部分だけを染め上げることができる検知液があります。 患部に塗ることで虫歯部分のみを特定し、そこだけを削っていきます。 また虫歯の取り残しを防ぎ、将来同じ部分に虫歯ができないようにしてきます。

• 05

  

  極小・極細のドリルを使用

  太いドリルを用いることで歯や虫歯を短時間で削ることはできます。 しかし、それでは健康な歯質まで削ってしまう可能性も高くなります。削る範囲を必要最小限に留めるよう努めております。

- 注意点 -
「どのような症例においても歯を削らない」ということではありません。
重度に進行した場合や部分的にかぶせる治療を行う際には適切に歯を削っていきます。 最小限の切削、もしくは削らなければいけないシチュエーションを可能な限り避けるための当院の治療法を紹介しておりますので、ご理解ください。

虫歯は早期発見することで治療期間を短く、費用も安く抑えられます。
進行度・大小を問わず、虫歯かな？と感じたら、お気軽に相談ください。わかりやすく丁寧な説明を心がけております。