根管治療

- Endodontics -

精密治療にて
1本でも多く歯を残す治療

根幹治療(歯内療法)とは?

歯の内部の通り道(=根管)の「虫歯が重度に進行し感染した神経」「細菌」「過去の治療で詰めた古い根管充填材料」「根っこの先端に感染した膿」などを除去し、清潔な状態にしていく治療です。
将来的に歯を少しでも長く持たせるために、神経をとる抜髄治療や過去に治療した歯の再治療(感染根管治療)を行います。
必要に応じて歯科用顕微鏡や歯にマスクをするようなラバーダム防湿という方法で精密に治療します。
通常目視が難しい歯の細部まで治療器具を操作する必要があり、歯科医師の手指の感覚にも左右されます。
一度治療が終わっても、何年、何十年先に再発するリスクもあるため、可及的に時間をかけて歯の土台となる根を治療していきます。

当院の根管治療の特徴

  • 歯を抜かない、最後の砦の治療

    まずは、歯の神経を極力抜かないことを第一に診断をしていきます。できる限り神経を取らない・歯髄を残す治療を考えます。 重症化した虫歯で、歯の神経まで感染した状態である場合、根管治療を開始していきます。

  • 精密診断にて、その歯に神経の治療が必要かどうかを見極める

    歯の神経は一度取り除くと元には戻せません。再治療(感染根管治療)の場合、治療を開始したからと言って完璧に治せるものと断言はできません。 症状や原因を突き止め、精密な診断を行ってから治療を施行していきます。

  • CT・顕微鏡・ニッケルチタンファイルの使用

    最新の設備・器具を用いて治療をしていきます。

    ネクストビジョン

    歯科用CT

    コンピューターによるデータ・画像処理により、顎部分の断面図や立体的な3次元画像を取得できるX線撮影装置です。 横になって撮影する医科用CTと異なり、歯科用CTは座ったままでの撮影が可能です。撮影時間も10数秒程度と短い特徴があります。

    ネクストビジョン

    ネクストビジョン

    最高倍率80倍の高画質モニターを使用。ひとりひとりのお口の状態を細部まで確認し、高精細な診療を行います。 患者さんに安心して受診していただけるよう、診療方針やケア方法などを丁寧にご説明いたします。

    ウェーブワンゴールド

    ニッケルチタンファイル

    ファイルとは、根管をきれいにするための専用器具です。ステンレス製のものからニッケルチタンという材質でできた最新のファイルも準備しております。 ニッケルチタンファイルは、従来のファイルよりも柔らかく折れにくいため、曲がった根っこや難治性の根っこの治療に向いております。

診療内容