- Obstructive Sleep apnea -
医科と連携した
マウスピース治療
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?
近年広く知られるようになってきた「睡眠時無呼吸症候群」とは眠っている間に何度も呼吸 が止まってしまう病気です。
無呼吸(10秒以上の呼吸停止)の回数が1時間に5園以上、または7時間の睡眠中に30回 以上ある方が「睡眠時無呼吸症候群」と診断されます。
また、いびきはSASの前兆ともいえるので、看過できません。
井ビシ歯科医院では、睡眠時無呼吸症候群治療のためのマウスピース作成に対応しています。
スリープスプリントとも呼ばれるマウスピースは、就寝時に装着すると上気道を広く保ち、いびき・無呼吸の症状を防ぐことができます。
主に軽症・中等症の睡眠時無呼吸症候群治療に向いており、 CPAP治療や外科的手術よりも、手軽で取り組みやすいものです。
どうして呼吸が止まるの?
睡眠時無呼吸症候群の多くが「閉塞型」であり、何らかの原因で気道がふさがることで無呼吸が生じます。 肥満、首が太く短い、顎の骨格が小さいなど物理的に気道が塞がりやすい方に起こりやすくなります。
症状の程度
-
軽度
5〜15回 / 1時間
-
中等度
15〜30回 / 1時間
-
重度
30回以上 / 1時間
睡眠時無呼吸症候群の
治療方法は?
睡眠時無呼吸症候群の治療方法には主に 「スリープスプリント(マウスピース)を用いた治療」「CPAP治療」「外科的手術」の3つがあります。 原因や症状に合わせた治療が必要であり、時には二つの治療方法を併用する場合もあります。
-
スリープスプリント
- マウスピースを付けることで上気道を広く保ち、いびき・無呼吸を防ぎます。
- 中程度の「閉塞性」無呼吸に効果的です。
※睡眠時に下顎を少し前に出し、舌が喉へ落ち込まないようにして気道を確保する、上下一体型のマウスピースを使用します。
-
CPAP治療
- ContinuousPositiveAirwayPressureの略で、 「シーパップ療法」とも呼ばれ、広く普及している治療方法です。
- 鼻マスクと専用の機器を利用し、睡眠時に気道へ空気を送り続けます。空気を送ることで気道がふさがるのを防ぎますが、慣れるまで少し時間がかかります。
-
外科的手術
- スリープスプリントやCPAP治療が症状を和らげる対症療法である一方、外科的手術は根本的な解決を目指します。
- アデノイドや扁桃肥大が原因となっている場合にはその摘出が行われる場合もあります。
井ビシ歯科医院では「スリープスプリント」での対応を行い、他の治療が必要と考えられる場合は、対応する医科へのご紹介をいたします。
治療の流れ
-
01
睡眠時無呼吸症候群の検査ができる
呼吸器内科等のご紹介・検査-
簡易検査
自宅で検査機器を用いて、酸素飽和度や気流・いびきなどから呼吸状態・軌道の狭窄などを調べます。
-
精密検査
終夜睡眠ポリグラフ検査[PSG検査]
専門の医療機関に入院し、より詳しく睡眠と呼吸について調べます。
※睡眠時無呼吸症候群の検査を行っていない方でも、自由診療(保険外診療)にてスリープスプリントの作成は対応いたします。まずはご相談ください。
-
簡易検査
-
02
紹介状
「睡眠時無呼吸症候群」の診断がつくと、医師が歯科医への紹介状(治療依頼)を書きます。
-
03
紹介状と検査結果をご持参の
うえクリニックへお越しください睡眠時無呼吸症候群と診断され、紹介状をお持ちの場合は保険適用となります。井ビシ歯科医院では患者さんのお話を伺ったのち、スリープスプリント制作のための検査を行います。
-
検査内容
- 噛み合わせ、口腔内の確認
- 歯型の採取
- レントゲンの撮影・分析
-
検査内容
-
04
経過観察
検査分析を経た上、採取した歯型より作成したスリープスプリントを実際に装着し、 経過を観察します。
-
05
完成
経過をみて、スリープスプリントの調整を行い、完成となります。
※一度作成したスリープスプリントは長期間ご使用いただけますが、 時々歯科でのチェックをお勧めします。
検査は受けてない、
だけど睡眠時無呼吸症候群の
疑いがある方へ
このような症状に心当たりはございませんか?
- 睡眠時間はとっているのに疲れがとれない
- 昼間の強い眠気で悩んでいる
- 日中の倦怠感や集中力の低下が気になる
- 家族から睡眠時のいびき・無呼吸について指摘される
睡眠時無呼吸症候群の疑いがございます。
ぜひ一度、井ビシ歯科医院へお越しください。
山梨県富士河口湖町の総合歯科医院
厚生労働省認定・かかりつけ歯科医機能強化型診療所
矯正歯科 インプラント治療