こんにちは。山梨県南都留郡富士河口湖町の歯医者、井ビシ歯科医院（いびし）です。

本日は、マイナンバーカードの健康保険証利用（マイナ保険証）について、ご案内させていただきます。

1. マイナンバーカードの健康保険証利用

2023年2月28日までのマイナンバーカード取得申請により、最大2万円分のポイントがつく「マイナポイント」についても大きく話題となり、当院でもマイナンバーカードを健康保険証として利用される患者さんも少しずつ増えてきた印象があります。

紙（カード）の健康保険証が今後廃止となり、マイナンバーカードと一体化させる政府の方針も決定しており、当院でも2022年10月に顔認証カードリーダーを設置し、オンライン資格確認の整備を行いました。

本日は、このように話題のマイナンバーカードの保険証利用について説明していきます。

引用：https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08277.html

マイナンバーカードと健康保険証の一体化されている場合、医療機関を受診した際に、健康保険証として利用が可能です。

また薬の情報や特定の検診の結果の提供を同意した場合のみ、ご自身の医療情報の医療機関での共有がなされます。

ただし、マイナンバーカードを健康保険証として利用するためには、マイナンバーカードの取得申請とは別に、保険証利用申請が必要となりますので、ご注意ください。

毎月の健康保険証の確認を、マイナンバーカードでも行えるということになります。従来の健康保険証でも、当分は問題ございませんので、当院においてもどちらでも対応しております。しかし以下のような注意が必要です。

マイナ保険証を使わないと医療費アップになることご存知ですか？

先日のニュースで初めて知った方が多くいらっしゃるかと思います。従来の健康保険証の利用で受診いただくと、医療費（初診料・再診料）が引き上げられることになります。

4月からマイナ保険証を利用された方が、初診時に40円、再診時には20円、引いた金額での会計となります。医療費に差が出るのは、オンライン資格確認のシステム導入医療機関であり、また今回の加算はマイナ保険証普及までの一時的な処置とのことです。

引用ニュース：https://diamond.jp/articles/-/319585

2. 当院の顔認識カードリーダー

当院では2022年10月にマイナンバーカードを健康保険証利用するための機器（顔認証カードリーダー）が導入されました。

来院されたら、受付前にあります、顔認証カードリーダーに、マイナンバーカードをかざしてご利用ください。

引用：https://myna.go.jp/html/hokenshoriyou_top.html　
　　　https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21669.html

操作がわからない場合は、遠慮なく当院スタッフにお声がけください。

受付もしくは診療室にご案内するタイミングで、健康保険証の確認をさせていただいておりますが、顔認証カードリーダーを利用された旨をお伝えください。

3. 健康保険証がなくなったら、、

このようにマイナ保険証（マイナンバーカードと健康保険証一体化）が進められており、2024年秋には、紙（カード）の健康保険証も廃止となるようです。

マイナンバーカードは国民の申請に基づいて交付されるものですので、マイナンバーカードがないからと言って、健康保険利用の医療機関受診ができなくない訳ではございません。今まで通りに保険診療は受けることができます。

ただし、廃止後にマイナンバーカードを持たない方には、「資格確認書」が発行されますので、そちらをご利用いただくことになります。

有効期限は原則1年間とのことです。

引用：https://www.digital.go.jp/policies/mynumber/faq-insurance-card/

マイナンバーカードの健康保険証としての利用についてご案内しました。何かご不明な点がありましたら、スタッフにお声がけください。

参考文献；
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08277.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21669.html

ダイヤモンド オンライン
https://diamond.jp/articles/-/319585

マイナポータル
https://myna.go.jp/html/hokenshoriyou_top.html

デジタル庁
https://www.digital.go.jp/policies/mynumber/faq-insurance-card/