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2023.01.23

コラム

「歯」について Part 2

歯の種類

こんにちは。

本日は「歯」とは何かの続きで、特に歯の種類や構造について、詳しくご説明いたします。

前回のコラム:「歯」についてPart1はこちら

歯の種類

歯の本数:乳歯(子供の歯)は上下左右で20本あり、永久歯への生えかわりにより通常は28本、親知らずを入れて32本になります。

親知らずの場所は、上下左右の歯の一番奥にあたります。親知らずの生え方、本数は人それぞれで、埋もれたままの場合や、そもそも親知らずがない方もおります。親知らずのトラブルや抜歯については次回のブログで詳しくご説明の予定です。

コラム:「親知らず」について Part 1を見てみる

乳歯

生後6ヶ月ごろから最初に生えてくる歯で、いずれは永久歯に生え変わる子どもの歯のことを言います。永久歯に比べて、エナメル質や象牙質という組織が薄く、虫歯になりやすかったり、虫歯の進行が大人の歯に比べて、早かったりする性質があります。

乳歯に虫歯などあると、永久歯との入れ代わりが上手くいかず、歯並びが悪くなることがある、永久歯での虫歯や歯周病の原因の一つになります。

小さなお子様の段階でも予防的な処置がとても重要になってきます。

永久歯

個人差はありますが、一般的には6歳ごろから生え始めてくる歯で、乳歯と入れ替えに生えてくる大人の歯です。

歯にはそれぞれ名前がついており、役割も違いますので、簡単にですが、これから説明いたします。

切歯(前歯のことを専門的に“せっし”と言います)

審美的に非常に重要であり、また切歯が欠けたりすると、空気がもれてしまい言葉の発音が悪くなってしまいます。

切歯は一番前にある歯の総称で、上下合わせて8本の歯です。薄くひらべったくて、先端が鋭くなっています。物を噛み切ったりするときに使います。

犬歯(“けんし”と呼び、八重歯になってしまう歯はこの歯のことです)

前から3番目の、尖った形をしており、切歯をはさむように全部で4本あります。食べ物を引き裂くときに使います。また犬歯は歯根(歯の根っこまでの呼び方)が特に長く、あごの骨にしっかり埋まっていることから、一番寿命が長い歯です。

小臼歯(“しょうきゅうし”と呼びます)

食べ物を噛む・すりつぶす・砕くなどに使います。大きな硬い物を最初に砕き、さらに奥にある大臼歯に送り込む役割を果たします。

大臼歯(“だいきゅうし”と呼びます)

すりつぶしの役割があります。乳歯には大臼歯はありません。

小臼歯の奥側にある大きい方の歯が大臼歯で、2本並んでいます。(親知らずが生えてきている人は3本並びます)上下左右で計8本の大臼歯があります。

永久歯の中で最も大きく、噛む力も最大です。

少し教科書的な専門的な内容になりましたが、ご自身の歯のことを理解する上で、知っておりた方がよいことを、簡単にまとめました。

歯の詳しい構造や歯を支える歯周組織を呼ばれる、歯の周りの構造も理解しておくことが、虫歯や歯周病の発生を解釈するには大事な内容になりますが、一気に羅列しても、よくわからなくなってしまうと思います。これらの説明は、今後の「虫歯」や「歯周病」の内容のブログの中で更新していきます。本日は大雑把の歯の種類や構造について、なんとなく理解していだだければ良いかと思います。

これまで、歯医者さんは口を開けていて何をされていたのかわからない、何年も前に通っていたが、なんとなく処置が終わりと言われた、という方も少なくないはずです。

当院では、どんな処置でも処置前後で鏡を見ていただき、ご自身の歯のことをなるべくご理解いただいた上で治療にあたるよう心がけております。

ご自身の歯のこと、治療したところについては、患者様ご自身になるべくご理解いただけるよう努めてまいります。

わからない内容については、遠慮なくご質問ください。

次回は、受診される方が多い、「親知らず」についてお話しする予定です。

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この記事を書いた人

井ビシ歯科医院

井出 太一

日本歯科大学生命歯学部を卒業、現在は井ビシ歯科医院に務める。

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